このサイトは未完成ですが一部のページを試公開しております。
今のところ、駱駝書房でおすすめチャイナの一部として公開しておりますが、
ゆくゆくは故事成語を中心としたサイトを独立させようと考えています。
ふとした思いつきで始めてしまいましたが、やり始めるとけっこう時間がかかるので、どこまでできるかわかりませんが、試しに覗いていってください。
また、ついでですが、画期的な辞書の引き方「四角号碼(しかくごうま)」についてはこちらをご覧ください!

古典文学というと、こむずかしいワリに、ほとんど役に立たないというのが一般的な印象ですよね?
現に、私も中学高校と習った古典のほとんどを記憶していません。
高校ではあらゆる品詞の活用を暗記したり、助動詞を全て諳んじたりしたものですが、社会人がこれを役立てるとなると国語の教師になるとか、俳句サークルに入るぐらいのことしか思いつきません。
ましてや、漢文となれば、かなり特殊な人にしか用いられないでしょう。
ですから、漢文を習う時間を英語やパソコン教育にあてるというのも理にかなっており、漢文を学ぶくらいなら現代中国語を教わったほうがいいとさえ思ったりもします。


では、なぜ今さら、役にも立たない古文なんぞ薦めるのか、といえば、古典の世界がスゴイからです。
何がスゴイって、出てくる人がスゴイ!
スケールの大きさがスゴイ!
現代にその言葉が生きていることがスゴイ!
このスゴさを皆さんに共感してほしい!
もちろんお話の一つ一つが実際にあったことかどうかは知らんけど、新鮮な驚きがたくさんあるってことは間違いなし。


例えば、料理で使う包丁(ほうちょう)って、実は人の名前だって知ってました?
「包丁」は本当は「庖丁」って書きます。
「庖」は料理する人って意味、「丁」は名前で、「料理人の丁さん」ってな意味なんですよ。
ちゃんと「荘子」って本に出てくるんです。
「じゃ、その丁さんって、どんな人なの?」って思いません?


そんな超・身近な故事成語と、その言葉の奥深くに眠る壮大なストーリーをいくつかご紹介していきたいと思います。
もっとも、落ちこぼれゼミ生だった私が古文の薀蓄たれるなんぞ、どだい無理な話なんで、難しい話はどうせできませんので気楽にお付き合いくださいな。


目  次
えっ!これって故事成語?
 身近すぎて意外な故事成語
あ、なんか聞いたことある話だぞ!
 教科書によく載ってる故事成語
1.「完璧」って命がけ? 公開中! 1.「蛇足」
2.「庖丁」さんってどんな人? 2.「杞憂」
3.「馬鹿」はバカにできない? 公開中! 3.「矛盾」
4.「左遷」された人第一号は? 4.「推敲」
5.「物色」したモノって何? 5.「守株」
6.「助長」
7.「白眼視」
知ってるとちょっと自慢?
 語源が知りたい故事成語
仕事のデキル男はやっぱり違う?
 敏腕宰相&常勝将軍ストーリー
1.「登竜門」 1.カリスマ宰相「管仲」
2.「圧巻」 2.運命の対決!「伍子胥VS范蠡」
3.「破竹」 3.死神将軍「白起」
4.「逆鱗」 4.始皇帝のブレーン「李斯」
5.「折檻」 5.天才「韓信」の栄光と没落
クイズ・これって誰の言葉?
 ツウならピンとくる一言
1.先ず隗より始めよ 5.寧ろ鶏口となるも牛後となることなかれ
2.奇貨居くべし 6.鼎の軽重を問う
3.士は己を知る者の為に死す 7.三年鳴かず飛ばず
4.燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや 8.天道は是か非か


駱駝書房トップへ戻る